2010
3月 創業|中部電力水道設備株式会社設立
2012
3月 |
「スマート=かしこい」+「ブルー=地球」「かしこい地球=持続可能な地球」という思いが込められています。 |
5月 | 産業用太陽光発電事業開始 |
7月 | 再生可能エネルギー固定価格買取制度開始 |
2013
3月 | 農林水産省が営農型発電の通知交付 |
5月 |
当時先行事例が極めて少なかったソーラーシェアリング事業に参入。企業理念との相関性をきっかけに「農業のように日々循環しているあり方にこそ持続可能性の本質が宿る」と発案。パイオニアと呼ばれるようになった現在も理念は変わっていません。 ソーラーシェアリングとはへ |
12月 |
記念すべき弊社のソーラーシェアリング初号案件、静岡市の茶畑への設置です。前例がなくすべて試行錯誤、役所の担当者にとっても初の申請対応、共に手探りで進めた感慨深い案件です。 SS農家さんの声「戸崎様」へ |
2014
5月 |
日照が必要とされ、全国的にも導入事例が少なかった水稲を静岡県で初めて導入しました。静岡と気象条件の似た他県での先行事例を根拠とし、許可をいただきました。 SS農家さんの声「岩本様」へ |
・ |
ソーラーシェアリング下における水稲栽培の共同研究を開始しました。気象環境測定や玄米の量と質の調査を約6年間実施し、収量の減少を営農方法により緩和できる可能性が示されました。 静岡県立大学との研究実績へ 公開研究図書|営農型太陽光発電における電力生産と作物生産の両立 |
・ | 日本経済新聞に静岡県内初の稲作ソーラーシェアリングが掲載 |
10月 | 第1回次世代農業 EXPO 出展 |
11月 | 生活産業研究所株式会社と業務提携 |
12月 | アルミ架台ソーラーシェアリングの施工開始 |
・ |
静岡市の山腹でレモンのソーラーシェアリングを設置しました。台風で損壊した、いちごハウス農地を手間があまりかけず収益化できる事業として導入いただきました。 SS農家様の声「岩崎様」へ ECサイト|清水日本平檸檬屋 |
2015
1月 |
生活産業研究所と共同制作した「遮光の見える化」シミュレーションソフトを活用したサービスの提供で経営革新を取得しました。 承認履歴|静岡県経営革新計画承認企業一覧(平成26年度) |
4月 |
大学敷地内圃場でソーラーシェアリング下の水稲生育に関する実証実験、後年にはアシタバとサトイモの研究をしました。水稲研究は継続しており、適度な遮光率指数まで論及しています。 東京大学との研究実績へ 公開論文|Analysis of the Rice Yield under an AgrivoltaicSystem: A Case Study in Japan |
6月 | JA 大井川でソーラーシェアリング説明会を実施 |
8月 |
ソーラーシェアリング導入数全国トップを誇る千葉県の畑作事例です。特産の落花生と連作障害を避ける大根とサトイモを栽培しています。 SS農家様の声「内貴様」へ |
10月 |
ソーラーシェアリング架台の防虫・防鳥ネットへの二次利用、養液灌水システムによる促成栽培、農福連携による収獲と加工品製造販売など、弊社自社圃場のアイデアにもなった事例です。 SS農家様の声「千代様」へ |
・ | 第2回次世代農業EXPO出展 |
11月 |
ソーラーシェアリングの公正かつ公平な普及を目指す目的で、弊社中心となり設立、知見を有する第三者機関として多品目で多数の意見書発行実績があります。 WEB サイト|ソーラーシェアリングの普及を目指す一般社団法人全国営農型発電協会 |
2016
3月 | 農地活用コンサルティング事業開始 |
4月 |
ソーラーシェアリングの架台をそのまま用いたハウス化の独自開発は前例のない試みでした。後の自社圃場に採用されることとなります。 |
・ | NHKのてん茶特集で弊社事例を紹介 |
7月 |
静岡県を中心に、周辺他県でも導入を進めてきました。作物は水稲、お茶、他にも果樹系、畑作物、榊などの耐陰性植物等、幅広い作物で実績を重ねました。 過去設置事例一覧へ |
2017
4月 | 「農歩 NOPPO」事業開始|自社立花圃場 |
9月 |
独自開発のソーラーシェアリング架台を用いた農業ハウスにおける再生可能エネルギーの売電事業と、高単価作物の栽培を両立させるビジネスモデルの確立で2度目の経営革新を取得しました。現在も自社圃場で展開されています。 承認履歴|静岡県経営革新計画承認企業一覧(平成 29 年度) |
SIMP(社会影響マネジメントプラン)をベースとしたソーラーシェアリングの導入に関する印象など、地域のステークホルダーを対象に社会影響評価の調査を実施しました。社会的受容性から、ソーラーシェアリングの技術開発と政策の方向性を示しています。 愛媛大学との研究実績へ |
2018
4月 |
グループ会社として農地所有適格法人を設立しました。自社圃場における営農管理、生産物の販売などを行っています。そのほか、ソーラーシェアリング下で栽培する作物の研究調査やソーラーシェアリングによる新しい農業の情報を発信しています。 Instagram|スマートグリーン 環境に優しい農業という選択 |
7月 | 静岡オフィス開設 |
8月 |
静岡県磐田市の田園地帯で数十年にわたり耕作放棄地だった農地を再生し、ブルーベリーと榊を生産するICT搭載のハウス型ソーラーシェアリング圃場を開所しました。営農は地元出身の新規就農者が行い、災害協定も結ぶ地域密着型の農場です。 設置事例「いわた農場」へ Googleマップ |
最新ICTによる営農サポート機能を搭載した農場であると同時に、災害時には地域に電力を開放する特徴を取り上げていただきました。 ブログ いわた農場開所式兼見学会へ ブログ 営農者へのインタビューへ ブログ 台風による大規模停電時対応へ |
2019
1月〜8月 |
静岡県による営農型太陽光発電の高収益農業の実証実験に、発電設備事業者として参画しました。設備下部における営農の改善と許可の判断材料への活用を目的とした事業で、弊社いわた農場のブルーベリーが実験対象の1つとなりました。 報告書|営農型太陽光発電実証事例報告書 |
10月 |
小学5年生の理科の教科書に弊社の稲作ソーラーシェアリングが掲載されました。農業への新しい取り組み、農作物の特性の紹介に関連して取り扱われています。 ブログ ソーラーシェアリングが小学校の教科書にへ |
11月 | 県内4例目となる静岡市SDGs宣言を表明 |
・ |
環境負荷のできるだけ小さい製品・サービスの購入(グリーン購入)を促進することで、持続可能な社会の実現を目指すネットワークである GPNに入会しました。GPNは日本版RE100「再エネ 100 宣言 RE Action」の協議会委員です。 WEBサイト|グリーン購入ネットワークGPN |
2020
1月 |
産業界発信による持続可能な脱炭素社会実現を目指す企業グループである日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)に、賛助会員として加盟しました。JCLPはRE100の日本窓口として、日本企業のRE100への参加を支援しています。 WEBサイト|日本気候リーダーズ・パートナーシップ JCLP |
3月 |
農場開所2年目という早さで、ブルーベリーの一般販売開始を実現できました。WEBサイト、ふるさと納税の返礼品やJA直売所でご購入いただけます。販売時期は例年4月~6月です。 ECサイト|スマートグリーン株式会社 |
・ | 脱炭素コンサルティング事業開始 |
4月 | 浜松オフィス開設 |
9月 |
神奈川県茅ヶ崎市に3例目となる自社「農歩 NOPPO」圃場を開所しました。ハウス型ソーラーシェアリング内で水耕栽培によるレタスや小松菜など葉物野菜の周年栽培をしています。営農者には地元出身者を新卒で迎え、雇用も創出しました。 設置事例「茅ヶ崎農場」へ |
11月 |
本社を静岡に置く5社で、100%静岡資本の地域新電力、静岡産の再エネを県内の家庭や企業に供給することを掲げ設立しました。静岡が他県に誇れる自然の豊かさや利便性、人の温かさを再認知させ、静岡の地方創生に貢献します。 WEBサイト|つづくみらいエナジー|静岡の再エネ電気から始める地方創生 |
2021
2月 | メディア掲載実績累計100兼突破 |
3月 |
耕作放棄地の増加や農業従事者の減少などの課題を抱える自治体向けソーラーシェアリング事業を開始しました。比較的小規模な実証圃場による試験運用から、大きな規模での導入までトータルでサポートしています。 オーダーメイドソーラーシェアリングサービスへ |
4月 | 御殿場 SDGs クラブ入会 |
2022
5月 |
耕作放棄されていた水田を再利用し、マコモダケの試験栽培を開始しました。マコモダケはイネ科の植物で水田で育つことから、耕作放棄地を解消する可能性があります。ソーラーシェアリングでの採用も視野に入れながら研究を続けています。 |
7月 |
経済産業省の「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」に弊社とつづくみらいエナジーの2社で採択を受けました。電力の供給先は全国に90件ほどの施設を要する医療法人グループで、年間約7万kWhの再エネ電力を長期にわたって供給します。 公募採択結果|令和3年度補正予算需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(二次)公募採択結果について |
10月 |
収獲体験とマコモダケ料理の試食イベントを開催しました。圃場周辺の近隣住民の皆様に、弊社事業へのご理解をいただくとともに、親睦を深めることもできました。 |
2023
3月 | 自社主催セミナー累計参加者数1,000人突破 |
4月 |
静岡県がウェブサイト上で公開している環境ビジネスの裾野拡大を目的とした環境ビジネス事例集に、弊社のソーラーシェアリングの取り組みが掲載されました。脱炭素分野における農業の活性化と長期的に利益を生み出す事業として紹介されています。 事例集|静岡県環境ビジネス事例集 |
8月 |
ソーラーシェアリングをはじめ、野立て型、屋根置き型、カーポートなど、事業向けを中心に施工・開発の実績を積み重ねています。FITの全量売電が主だった時期から、現在の自家消費前提の流れに合わせながら持続可能性を追求しています。 |
スマートブルーの挑戦ソーラーシェアリングを起点とした地域循環共生圏の実現
ソーラーシェアリングは地域そして社会の仕組みの根幹に成り得るポテンシャルがあります。成長戦略としての地域脱炭素、東京一極集中の是正など地域に視点を置いた政策やプロジェクトが数多く進行する中、ソーラーシェアリングは農業とエネルギーという枠を超えた地方創生の未来像を創造します。
オフグリッド、農福連携、高付加価値農業、6次産業化、Jクレジット化、企業誘致、大規模オフサイトPPA、農業従事者の収入増、食とエネルギーの地産地消、マイクログリッド、これらすべてソーラーシェアリングで実現可能なアイデアで、たとえすべてのアイデアが100%実現できなくとも、それぞれを少しずつ実現できれば、相互作用でシナジーが生まれ地方創生に大きく前進します。
スマートブルーはソーラーシェアリングによる地域循環共生圏の実現に挑戦します。ソーラーシェアリングが近い将来に、日本や世界が抱える課題を解決に導いてくれると信じているからです。そのためにソーラーシェアリングの研究開発を進め、企業や自治体に、まだ社会に存在しないソリューションを提供して参ります。