よくある質問
- 何から始めたらいいかわからない
- まずはスマートブルーのホームページ上でお気軽にお問い合わせください。弊社営業が対応いたします。話を聞きたいだけといったご要望でも、全く問題ございません。
- 作物の生育に太陽光パネルの影の影響はあるのか
- 作物はそれぞれ、1日で光合成できる光の量がある程度決まっています(光飽和量)。ソーラーシェアリングを設置する際は、生育に影響の出ない範囲で光を遮る設計にするため、作物には大きく影響はないと考えています。こちらの「ソーラーシェアリング農家さんの声」でも、各農家様に影の影響について質問していますが、問題ないとのご回答をいただいています。また、近年の猛暑の影響もあり、パネルによってある程度日光が遮られることによって、高温障害にならずむしろ生産量・品質が向上したという事例もございます。
- 作物はなにが適しているのか
- 作物は生育に必要な日照条件により、日照がより必要な作物から順に、陽生植物、半陰生植物、陰生植物とに分けられます。 ソーラーシェアリングは太陽光パネルの影が下の農地に落ちることから、一般的に半陰生植物、陰生植物が好ましいのではないかと言われています。 しかし、陽生植物には向かないのかと言うと、決してそのようなことはなく、日照が必要とされる水稲についても弊社では複数の実績があり、こちらの「ソーラーシェアリング農家さんの声」ページでも紹介しています。弊社では作物ごとの特性に適した設計により、多種多様な作物でのソーラーシェアリングが可能です。 「〇〇(作物)でやってみたい」などのご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
- 大型の機械で農作業ができるのか
- 架台を設計する段階で、お客様が実際に使われる機械の寸法を計測した上で設計を行いますのでご安心ください。スマートブルーではお客様の農作業やご要望にあわせたご提案をさせていただきます。
- 耕作放棄地でもソーラーシェアリングは可能か
- 可能です。農林水産省としてもそれまで耕作が行われていなかった農地を、ソーラーシェアリングによって再生させたという事例を紹介するなど、ソーラーシェアリングが耕作放棄地の解消につながった事例は多くあります。
- 青地でも太陽光発電事業は可能なのか
- 可能です。ただし、可能なのは農地のまま一部分だけ農地転用を行うソーラーシェアリングの場合のみです。しかし、農地が一団の農地(集団農地)の中央に位置する場合や、将来農地の集約化が予想される地域ですと、ソーラーシェアリングであっても認められない場合があります。その判断は各市町村の裁量によるところが大きく、隣の市では認められても、自分の市では認められないということが十分に起こり得ます。まずは弊社にお気軽にご相談ください。お持ちの農地でソーラーシェアリング等が可能か、無料で調査いたします。
- ソーラーシェアリングのパネルは何がいいのか
- ソーラーシェアリングで扱われるパネルには、細型のパネルや一般的な産業用のパネル、家庭の屋根に設置されるパネルと、あらゆるタイプのパネルが使われています。細型であればパネルの影を小さくすることができますが、一般的に普及しているサイズのパネルでも設計の工夫次第で対応できます。そのため、ソーラーシェアリングはどのタイプのパネルも使用でき、お好きなパネルをお選びいただけます。
- 架台の強度は大丈夫なのか
- スマートブルーは、アルミ製のソーラーシェアリング架台を推奨し販売しています。サビに強く、歪みにくい優れた架台で、強度計算書をお出しすることも可能です。さらに、メンテナンス契約をされることで、工事完了後も弊社が責任を持って点検させていただきます。スマートブルーが提供するアルミ架台は、メーカーを問わず大小様々なパネルに対応が可能です。また、栽培される作物、設置を検討されている農地、周辺への影響を考慮し、その圃場に適した最良の設計でオンリーワンの架台を提供いたします。
- 初期費用はどれくらいか
- 遮光率等の関連があり、一概にこれだけの費用がかかるとお伝えすることはできません。ただ、こちらの「適応作物と収益性」ページで目安の費用と事業性をご確認いただけます。
- 意見書の発行は行っているのか
- 現在、意見書のみの発行は実施しておりません。設備の購入と併せてのご検討をお願いいたします。
- 農地転用のコンサルティングは行っているのか
- 農地転用のコンサルティングのみのご相談は、申し訳ありませんがお断りしています。
- 自分は農業をできないが、農地は持っている
- スマートブルーでは農地の買取・借受サービスを行っております。詳しくはこちらの「農地売買賃貸サービス」ページをご覧ください。ソーラーシェアリングの発電事業に出資し、農業は他の方に行ってもらうということも可能です。
- 農地を貸したい・売りたい
- 「自分で耕作できる状況ではなく、管理するのも大変。だから貸したい、もしくは売りたい。」そんなご相談を多くいただきます。スマートブルーではそういった方達に向けて、農地の売買賃貸のご提案を行っています。詳しくはこちらのサービス紹介「農地賃貸売買サービス」ページをご覧ください。
- 農地以外に雑種地や宅地、山林などを売ったり貸したりすることは可能か
- 可能です。所有されている土地を教えていただければ、弊社で実際に調査を行い、条件があえば買付・借受することができます。まずはこちらからお問い合わせください。
- 新卒採用、中途採用はしているのか
- 継続して積極採用中です。詳しくはこちらをご覧ください。
用語集
あ行
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- 青地
- (あおじ・あおぢ)「農業振興地域の整備に関する法律」(農振法)によって定められた、農地以外での利用が原則不可能な農地のこと。
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- 意見書
- (いけんしょ)ソーラーシェアリングを始める際に必要となる農地の一時転用許可申請時に必要な「営農型発電設備の設計図」「営農型発電設備の下部の農地における営農計画書及び当該農地における営農への影響の見込書」の根拠となる関連データ又は必要な知見を有する者の意見が記されているもの。
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- 一時転用許可
- (いちじてんようきょか)農地転用許可制度において、ソーラーシェアリングや資材置場、駐車場等のために農地を一時的に利用する行為。なお、一時転用する場合は農地法の許可を要するが、一時的に利用した後、農地に復元することが転用許可の要件の一つとなっている。
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- 一般社団法人全国営農型発電協会
- (いっぱんしゃだんほうじんぜんこくえいのうがたはつでんきょうかい)2015年に発足したソーラーシェアリングの健全な普及を目的とする一般社団法人。大学との研究実績や全国の会員企業から収集されたデータをもとに、豊富な知見と実績を有する。意見書の発行も行っている。
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- 陰性植物
- (いんせいしょくぶつ)直射日光の当たらない半日陰から日陰を好み、生育にあまり日光を必要としない植物のこと。
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- 営農型発電
- えいのうがたはつでんソーラーシェアリング。2013年3月に農林水産省から農地での設置が認められた、農業を行いながら発電事業を行う事業のこと。
か行
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- 架台
- (かだい)太陽光パネルをのせるための、台や枠のこと。
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- 「影の見える化」ソフト
- (「かげのみえるか」そふと)季節により太陽光パネルの影がどの様に圃場に落ちるのか、目と数値でわかるようにシミュレーションする弊社独自のソフトウェア。
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- 玉露
- (ぎょくろ)品質が最上の煎茶。早ければ新芽が出始めたとき、もしくは茶摘の約3週間前から日光を遮って育てる。遮光率は最初70%前後から始まり茶摘前には90%以上の遮光率で育てるとされている。
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- 系統連系費用
- (けいとうれんけいひよう)太陽光発電設備を電力会社と接続するために要する工事費用。電力会社が発電事業者の申請に基づき算定し、その費用の一部を発電事業者が負担する。工事費負担金とも。
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- 高温障害
- (こうおんしょうがい)果実や果菜が一定温度の高温におかれた場合にみられる生理障害。
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- 光量センサー
- (こうりょうせんさー)光の量を計測するためのセンサー。
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- 固定価格買取制度(FIT)
- (こていかかくかいとりせいど)太陽光発電だけでなく、再生可能エネルギーで発電した電気を、国が決めた価格で買い取るよう電力会社に義務づける制度。10kW以上のソーラーシェアリングや一般的な産業用太陽光設備では、20年間の全量買取が義務付けられている。
さ行
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- 雑種地
- (ざっしゅち)駐車場、野球場、ゴルフ場、飛行場等といった、「田、畑、宅地、学校用地、鉄道用地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園」といった地目に当てはまらない土地のこと。
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- 散乱光フィルム
- (さんらんこうふぃるむ)上空からの太陽光を農場やハウス内で散乱させ、植物に効率よく太陽光をあてるためのフィルム。
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- 遮光率
- (しゃこうりつ)ソーラーシェアリングにおいて、設備を上空からの平面で見た際の、設備面積に対する太陽光を遮る割合。太陽光パネルの総面積を設備面積で割って計算する。
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- 白地
- (しろじ・しろぢ)「農業振興地域の整備に関する法律」(農振法)によって定められた、条件によっては農地以外での利用が可能な農地のこと。
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- スーパーフード、スーパーフルーツ
- (すーぱーふーど、すーぱーふるーつ)栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品のこと。多くのスーパーフード・フルーツは高単価で取引が行われる。
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- ソーラーシェアリング
- (そーらーしぇありんぐ)営農型発電。営農型太陽光発電とも。2013年3月に農林水産省から農地での設置が認められた、農業を行いながら発電事業を行う事業のこと。
た行
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- 耐陰性
- (たいいんせい)日照不足、日光の少ない日陰でも耐えて生育する性質のこと。もともと日陰を好む性質のことを指す場合と、基本的には日光を好むが日陰に適応する度合いが高い性質のことを指す場合もある。
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- 宅地
- (たくち)建物の敷地に供せられる土地のこと。
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- 投資効率
- (とうしこうりつ)投下した資本(太陽光発電の場合、主に設備投資)に対して、投資したときの利益効果の割合。
な行
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- 農業委員会
- (のうぎょういいんかい)市町村に置かれる行政機関で、農地等の利用関係の調整、その他農地に関する事務を執行する。ソーラーシェアリングの許可申請窓口。
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- 農地所有適格法人
- (のうちしょゆうてきかくほうじん)農地や採草放牧地を取得して農業経営を行うことのできる農業法人のこと。
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- 農地転用
- (のうちてんよう)農地を農地以外の宅地や駐車場など、ほかの用途に転換し農地以外にすること。法律で規制されている。
は行
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- 売電収入
- (ばいでんしゅうにゅう)固定価格買取制度によって、電力会社に発電した電気を買い取ってもらうことで生まれる収入。
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- 発電事業
- (はつでんじぎょう)太陽光発電等の発電所を運営し、固定価格買取制度によって売電収入を得ること。
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- 発電事業者
- (はつでんじぎょうしゃ)太陽光発電事業等の発電事業に投資を行う個人または法人。
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- 半陰性植物
- (はんいんせいしょくぶつ)一定の日陰環境でも適度な日照があれば生育する植物のこと。
ま行
や行
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- 陽性植物
- (ようせいしょくぶつ)日照を好み、生育に十分な日光が必要な植物のこと。
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- 養液灌水システム
- (ようえきかんすいしすてむ)タンク内の液肥と水を混ぜ合わせ、作物に合わせたPHに調整した養液で栽培するシステム。養液を注ぐタイミングは制御ユニットでタイマー制御され、時間になると自動で養液が注がれる。ポットで栽培するため管理は容易で、用土も専用のものを使用する。
ら行
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- ランニングコスト
- (らんにんぐこすと)設備の保守、維持管理に必要となる費用。太陽光発電事業では、固定資産税や保険料、メンテナンス費用等が該当する。
わ行
A-Z
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- ICT
- (Information and Communication Technology)「情報伝達技術」と訳される。「農歩NOPPO」やソーラーシェアリングにおけるICT機器とは、インターネットを通じて、半自動的に農場を管理するための機器のことを指す。
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- SS
- (Solar Sharing)本サイト内では「ソーラーシェアリング(Solar Sharing)」を指す。