茶農家 静岡市葵区
戸崎様
– 検討前はどのような悩みを持っていましたか?
日本の消費者の思考変化に伴い、お茶の価値がどんどん下がって、農業だけでは経営が成り立ちませんでした。 どうやって収入を安定させることができるのか不安でした。
– そういった悩みに対して、なぜソーラーシェリングに注目したのでしょうか?
1番は採算性ですよね。いわゆる全額借入で、返還しても尚且つ半分位残る位でないと、採算がね。そういう意味でソーラーシェアリングは採算が取れると判断しました。
– ソーラーシェアリングを導入するにあたり、なぜ弊社を選びましたか?
いろいろネット上で全部調べてみたけど、意外とみんな結構高いので、値段の観点からスマートブルーに依頼しました。
– 導入に不安はありませんでしたか?
設備費用を借り入れてソーラーシェアリングを行ったので、しっかりと売電収入が入らない場合、返済が出来なくなるので、売電収入がシミュレーション通りに入ってくるか不安でした。
– ソーラーシェアリング導入時の弊社の対応はいかがでしたか?
茶刈機に合わせた柱と柱のピッチ間であったり、苗の位置も考えたりと、しっかりとこちらの要望に合わせてくれて良心的な対応でした。
– 導入から4年ですが、売電の調子はいかがでしょうか?
悪かったことなどは特にないですし、導入してからは一応ずっと黒字です。資金的にはだいたいトントンより、ほんのちょっといいくらい。 10年償還でもうすぐで5年になるから、あと5年とちょっと残ってる位ですね。
– お茶の生育状況、品質や生産量はいかがでしょうか?
順調です。今年の春(2019 年:導入から 5 年目)からお茶摘みを始めようかなと思っています。 品質や生産量は今の所良くも悪くも全然変わらないですね。けどせっかくソーラーシェアリン グの架台もあるので、それを活用してワイヤーを張ってそこに被覆カーテンをつけて、玉露を作 る予定です。そのほうが単価もいいし、ソーラーシェアリングもより活きますよね。
– ソーラーシェアリング下での作業効率はいかがですか?
柱の位置を計算して、作業に支障がないような植え方をしたので問題はないですね。なので導入時に耕作者と設置業者でしっかり打合せして植え方を考えなくちゃならないですよね。 野菜とかなら、パネルから滴る雨水の落ち方を計算したほうがいいですね。小石が飛んで傷がついてしまうかもしれないから。
– 最後に、他の農家さんにも勧めたいですか?
勧めたいですね。多少なりとも老後の収入になりますから。ソーラーシェアリングをやっていた場合、10年15年後からほぼ丸々残ってくるわけです。 全体の要するに半分の七割位は現金として残ると思う。年金とプラスすればそれで十分暮らしていけるから。発電効率もあるから、200坪か300坪ぐらいの土地をもっている人がいいと思います。 特に改植したいっていう農家さんはぴったり。