岩本様

米農家 藤枝市大東町

岩本様

– 検討前はどのような悩みを持っていましたか?

稲作の場合、農期は約5カ月。 約7か月は遊ばせているため農地をより有効活用したいとは以前から常に考えていました。 農作物を作るためには、手間や肥料などの経費が掛かる割に収入が安定しない 。 単収がなかなか上がらない中、TPPなどの問題もあり今後の農業に不安がありました。

– そういった悩みに対して、なぜソーラーシェリングに注目したのでしょうか?

遊ばせている時期に野菜とか作物を作るとなると、年齢的にやっぱり厳しいものがありました。ソーラーシェアリングなら遊ばせている時期も勝手に発電してくれるので。

– ソーラーシェアリングを導入するにあたり、なぜ弊社を選びましたか?

当時は稲作だと私が一番最初でしたので比べる業者もなくて、同じく当時静岡で唯一ソーラーシェリングをやっていたスマートブルーにしました。

– 導入に不安はありませんでしたか?

ソーラーシェアリング下で稲作をするということが果たして大丈夫なのかというところには、もちろん初めての経験なので手探りでした。 実際、農業委員会の認定を受けるときも本当に大丈夫なのかという意見もありました。それでも誰かがまず始めないとソーラーシェアリング事業そのものが終わっちゃうので、 とにかくそれを覚悟でやりましたね。その後は現在まで何の問題もないので、農業委員からも評価をいただけるようになりました。

– ソーラーシェアリング導入時の弊社の対応はいかがでしたか?

導入時にはコンバインが入る寸法やポールを建てるところを現地で測量してもらったりだとか、そういう細かい部分もしっかりやってくれました。

– 導入から5年近くですが、売電の調子はいかがでしょうか?

全く問題ないですね。

– お米の生育状況、品質や生産量はいかがでしょうか?

こちらも順調です。特に最近は猛暑で稲にも高温障害が出ていて、かえって太陽光パネルの影が出来たおかげで、他のソーラーシェアリングのない田んぼより品質も生産量も良い年があるくらいです。

– 岩本さんは独自にソーラーシェアリング下での稲作について研究していると伺っています

ソーラーシェアリングのところは特に気を使ってます。1年目の時は少し倒れた時もあったので、2年目以降はそれを考慮して自分なりに考えて、倒れないように稲を丈夫に作りました。 例えば、ケイ酸カリとか肥料の部分もそうだし、水の管理をしっかりしてやるとか。ケイ酸カリは稲を固く丈夫にするんですよね。7月頃やると、目に見えて丈夫になる。 水もやりっぱなしじゃなくて、3日くらいあげたら2日くらい止めるとかね、その繰り返しで、根が水を欲しがるような感じにしてやるといい。今はほとんど稲を転ばせることはないですね。

– ソーラーシェアリング下での作業効率はいかがですか?

ほとんど一般の全くないところの田んぼと植え付けにかかる時間は変わらないですね。コンバインの場合は多少時間がかかるかもしれませんが、全く影響なくやってます。 夏の作業も日差しが遮られて、草抜きとか肥料を撒くときとか、楽になりました。

– 最後に、他の農家さんにも勧めたいですか?

そうですね。実際に周りにソーラーシェアリングにチャレンジしたい人がいたときも、なかなか許可が下りなかったので、自分の事例を書類として書いたこともあります。 自分の経験がこれからソーラーシェアリングを考えてる人に何かしらためになればいいですね。