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パートナーや上司、部下から愛される内的コントロールとゲームで学ぶ選択理論

 

 

皆さんは他人を、妻や夫、子供、取引先や上司、部下を自分の思うように動かしたいと思ったことはありませんか?

そう思った時、どんな言葉や行動で働きかけているでしょうか。

そしてそれは、うまくいっていますか?

その働きかける言動に間違いがあるとは言いませんが、間違いなく良い悪いは存在します。

どうしたら他人と良好な関係を築きともに歩むことができるのでしょうか。

先週弊社で開催した社内研修からそのTipsをご紹介します。

 

 

相手を動かす内的コントロール

「内的コントロール」という言葉をご存知でしょうか。

内的コントロールとはアメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱された「選択理論心理学」に基づく人間関係を円滑にするためのアプローチ方法です。

これと対になる考え方が「外的コントロール」という言葉でよく比較されて説明されます。

どちらも人間関係についてのアプローチ方法ですが、その方法は全く異なります。

 

内的コントロールによるアプローチはすべての行動は自らの選択であるという考えに基づいています。

自分の行動を選択できるのは自分だけのため、他人に行動を直接選択させることはできません。

 

つまり、相手に何か行動をして欲しいと思っても、その行動を選択するのはあくまで相手であり自分ではないため、自分から相手に行動を選択するように直接干渉することはできません

 

内的コントロールにおいては、まず相手を受け入れることから始まり、相手が求めているものを理解した上で、自分の欲する行動を交渉することにより相手に選択してもらえるよう促します。

一方外的コントロールは、相手に罰を与えるなどの強い刺激によって干渉することで相手を変えようと試みます。

 

7つの特徴的な習慣

内的コントロールと外的コントロールにはそれぞれ代表的な「7つの習慣」があります。

内的コントロールは

「傾聴する」「支援する」「励ます」「尊敬する」「信頼する」「受容する」「意見の違いを交渉する」の7つで、

相手を受け入れ理解するという考えに基づいたポジティブなアプローチ方法です。

 

対して外的コントロールは

「批判する」「責める」「文句を言う」「ガミガミ言う」「脅す」「罰する」「褒美で釣る」の7つです。

明らかにネガティブなアプローチ方法で良い悪いで言えば悪い方法だということがわかるかと思いますが、

それでも世間に溢れているのはこの外的コントロールにより相手を変えようとするアプローチで、

みなさんも振り返ってみるとパートナーや子供、部下などに意図せずに意識せずについやってしまってはいませんか?

 

明らかにまずいとわかっていても、なぜやってしまうのか。

 

それは外的コントロールは即効性が高く、すぐに相手に行動をさせる効果があるためです。

 

子供が勉強をしないで遊んでばかりいます。その子供を叱って勉強をさせても、それは一時的なもので時間が経てばまた勉強をしなくなるでしょう。

恫喝や責められることで嫌々した行動が長続きするでしょうか

 

行動を選択できるのはあくまで自分、他人を変えて行動を直接選択させることはできません。

相手を変えられないのなら、自分が変わるポジティブなアプローチ方法でしか相手を動かすことはできないのです。

 

ゲームで学ぶ選択理論。5つの欲求と本当の目的

研修では続いて「Choice」というボードゲームを使って選択理論の初歩を楽しく学び、

人生にとって大事なもの、人生の目的は何なのかを考えました。

 

 

人間には「生存の欲求」「愛・所属の欲求」「力の欲求」「自由の欲求」「楽しみの欲求」の5つの欲求があると言われています。

それぞれ簡単に言えば健康、人間関係、仕事、お金、趣味への欲求で、一人一人大事にしていること欲求の度合いは異なります。

ゲームではプレイヤーそれぞれが異なる職業に就き、その職業に応じた5つの欲求を満たし人生の目的を達成することを目指しました。

 

ゲームで感じたことは、自分が求める欲求を得るためには仕事仲間や友人、パートナーが欠かせないということと、

人生の目的、生きる意味ともゲーム中では思いましたが、真の目的に人生のなかでいつ気付くことができるかが重要だということです。

 

愛は当然自分一人では獲得することはできません。仕事も一人でできることには限りがあり、複数人で行うことで効率が上がり規模も大きくなります。

趣味も一人で楽しめますが、友人やパートナーと行くことで思い出を共有でき、そこに愛も生まれます。

 

 

 

5つの欲求とは別に人生における本当の目的があります。

欲求とは自分の内から湧いてくるもので、自分が何を求めているかはある程度把握できますが、

その欲求の先にある本当の目的は何でしょうか。

お金をいっぱい稼ぐことでしょうか。ただお金を稼ぎたいだけなのか、束縛されない自由な時間を楽しみたいのか、それとも趣味やパートナーとの時間を満喫したいのか、

お金が欲しいという一つの欲求のさらに先にある本当に自分が満たされる真の目的を見つけることが、人生を豊かにすることにつながります。

その発見・出会いが早ければ早いほど成功する確率、幸せになれる確率は高くなるとゲームでは感じましたが、現実ではどうなのでしょうか。

 

人生は自らの選択で成り立っています。

選択で変えられるのは自分の行動のみ、他人の行動を直接変化させることはできません。

自分が何を求めているのか、相手が求めていることは何なのか、自分を知り相手を知ることがすべての始まりで、

その上で自らの選択により自分を変え相手からの協力を得て、人生の目的を達成していくのだと感じた研修でした。