先週の土曜日にスマートブルー毎月恒例の社内研修を行いました。
今回は「SDGs Outside-in(アウトサイドイン) カードゲーム」!
「2030 SDGs」や「SDGs de 地方創生」など、これまで多様なSDGsを題材にしたカードゲーム研修に取り組んできましたが、
SDGsアウトサイドインは「新規事業を創造する」ことに重点が置かれた、新感覚のゲームでした。
今回の研修では一般社団法人ローカルSDGsネットワークの代表理事、佐々木様にお越しいただき、ファシリテートいただきました。
SDGsアウトサイドインは企業が取り組むSDGsにスポットを当てたゲーム研修で、
社会課題(水色カード)を起点として、企業が持つアセット(赤カード)と
ソリューション(緑カード)を組み合わせて新規事業を立ち上げ(事業カードの取得)、
新規事業の成功により資金を増やし、同時に社会課題にも取り組んでいく、という流れです。
ゲームの肝は事業をどれだけ作り出せるか、ということですが、これがなかなか難しかったです。
社会課題カードをヒントに、アセットカードとソリューションカードを
ああでもないこうでもないと考えながら組み合わせて、
「これで事業立ち上げられますか!?」
とゲームリーダーの佐々木さんに持って行くのですが、返ってくる言葉は大抵、、
「残念!!この組み合わせはありませんでした(^-^)/~」
「…そうですか。。」
佐々木さん曰く、適当にカードを組んでも40%ほどの確立で事業が立ち上がるらしいのですが、
(そんなわけあるかいな)と思ったほど、事業が立ち上がりませんでした。
新規事業の創造は思っている以上に難しいですね。
これまでのビジネス・アプローチは企業の製品やサービスの強みを生かした「プロダクトアウト」、
その後の市場のニーズに合わせて製品やサービスを開発する「マーケットイン」に発展し、
現在は社会課題を起点としてビジネスを創出する「アウトサイドイン」が注目されてきています。
SDGsでは目標への取り組みがビジネスにつながることも追及されています。
そうした意味でアウトサイドインは、ゲーム内容を自社に置き換えることで
新規ビジネスの発想が得られる、現場に最も近いSDGsゲームだと感じました。
ゲームの後は、アウトサイドインをスマートブルーで行った場合、
どういった新規事業ができそうかというグループディスカッションを行いました。
私たちのグループの事業は「たばこに変わる新しい嗜好品の開発」。
旦那さんがヘビースモーカーで、家族だけでなく周りへの影響が気にかかるという社会課題に、
スマートブルーが持つ「伝統のなさ」「顧客に寄り添った多方面的な提案力」「ソーラーシェアリングの実績」という3つのアセットで、
たばこの規制強化へのソリューションを考えました。
今すぐに事業化できる内容ではありませんが、社会課題に対してスマートブルーが持つ強みが
どのように発揮できるのか皆で考える機会となりました。
ゲームで楽しみながら得られたヒントを、仕事でも活かしていこうと思います。
佐々木様、この度は誠にありがとうございました。