公益社団法人静岡県宅地建物取引業協会の会報誌「宅建しずおか」に、弊社のスマートブルーいわた農場の取り組みを掲載いただきました。
2018年の9月30日から翌10月1日にかけて静岡県内を通過した台風24号は、極めて強い勢力を維持したまま上陸し、10月1日の静岡県内は朝から広範囲に大規模な停電が発生しました。浜松などの西部では、その日の夜になってようやく復旧するなど大きな影響を及ぼしました。
スマートブルーいわた農場も県内西部に位置し、台風の直撃を受けました。周辺にはビニールが大きく剥がれた農業ハウスが散見されるなか、当農場は無傷で、この災害の直前に地域自治体と防災協定を締結しており、停電で電気の使えない近隣住民の方々に向けて農場を無償開放し、炊飯器やスマホの充電等にご活用いただきました。
近年、太陽光発電に関連した地域とのトラブルがよく報道されるようになりましたが、再生可能エネルギーとは本来、その土地の優れた自然特性を最大限に活かし、地域と共存するインフラです。カーボンニュートラルの実現に欠かせない再生可能エネルギーの普及に、これからも地域との共存を大前提に取り組んでまいります。
※出典:「宅建しずおか」2022年新年号 公益社団法人静岡県宅地建物取引業協会