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【スマートブルー磐田農場】農業への新規参入を目指す新規就農者支援の事業

 

 

次世代ソーラーシェアリング「スマートブルー磐田農場」の紹介ブログ記事第2弾は、

新しく農業を始められる方でも耕作方法や農業経営に戸惑うことなく、安心して安定した農業を始められる仕組みをご紹介します。

 

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施設栽培×養液灌水システム×ICTによるブルーベリー栽培

当圃場はブルーベリーを施設にて栽培する区画と、通常のソーラーシェアリング下でサカキを栽培する区画の2区画に分かれています。

ブルーベリーの区画では、ソーラーシェアリングの支柱を利用して設備全面を覆うようにビニールを張っているほか、

地面には防草シートを敷くことで、わずらわしい雑草処理から解放された、促成栽培に適した環境を整えています。

 

栽培はポットで行い、養液灌水システムにより水やりなどの通常は耕作者が行う農作業を、施設内に設置した制御ユニットが自動で管理しています。

圃場内の井戸から汲み上げた井戸水と液肥を混合し、チューブでドリップコーヒーのように1滴ずつ落としていきます。

養液はブルーベリーが好む弱酸性にPH調整されたオリジナルです。この工程をユニットによりタイマー制御のもと自動で行います。

養液灌水システムの大きな特徴は、露地栽培に比べて成長が早く安定的に栽培できます。

露地栽培では、苗木の状態から十分な量を収穫できるようになるまで約4~5年かかると言われています。

このシステムを既に導入している別の圃場では、開始から2年目で一般販売までしているほどの量が収穫できています。

収量も多く、農業経営を始めてから早い段階で収益化が見込めます。

 

高効率化・高収益化を目指すこれからの農業に、IT機器類は大きな役目を果たします。

当圃場では、施設内の温度や湿度、養液のPH値、土壌の水分量、日射量などを農業ICT機器で監視・制御しています。

ICT機器類に加えて、温度に合わせた側面ビニールの開閉や発電量の監視、灌水システムの制御、

これらすべてを一つのシステムで一律制御しています。

デスクトップPC、タブレット、スマホ、すべての端末から通信環境があればいつでもどこでも圃場環境が確認でき、

刻一刻と変わる気象環境に合わせた制御をすることができます。

カメラも複数台設置し、圃場にいなくともそれぞれの苗の生育状況に合わせて病虫害をいち早く発見できる可能性が高まります。

 

農業従事者の高齢化と減少は年々深刻度を増しています。

他にも不耕作地の増加、担い手・後継ぎの不足と農業の問題は山積みで、しかもどれも重症です。

それでも一筋の光は存在し、ここ数年新規就農者の数は年々増加しています。

新しく農業を始められる方を増やし、継続して農業に取り組んでもらうために、

農作業の負担を軽くし、効率よくかつ収益のあがる農業を考案・提供することが重要だと考えています。

単価の良いブルーベリーを養液灌水システムで手間をかけず、より早くより多く育て、

施設と農業ICTで快適に、より効率よく作業できるこの事業モデルが、新規就農者の参入を支援します。

 

 

将来的な高単価作物栽培による、さらなる高収益化

現在は施設栽培でブルーベリーを、露地栽培でサカキをそれぞれ栽培していますが、

将来的にはスーパーフードやスーパーフルーツと呼ばれる高単価作物を、ブルーベリーと同じく施設栽培することを視野に入れています。

検討している作物の多くは日本国内での栽培事例が少なく、そのほとんどが南国原産であるため国内における栽培方法は確立されていません。

そのために、近年のブームによる需要に供給が追いつかず、高価で取り引きされています。

当圃場でこの試みが成功すれば、新しく農業を始められる方のさらなる後押しとなるはずです。