静岡県では耕作放棄地の解消に向けて、「見える化」を推進していくようです。
全国的な問題になっている「耕作放棄地の拡大」ですが、静岡県では県と市町村でそれぞれ別の台帳で情報管理を行っており、全体像を把握しにくいという課題がありました。
その為、既存の情報と市町村の情報を一元化して「見える化」を図り、各市町村で効率的な対策につなげようとする狙いがあります。
県内の耕作放棄地は、1万2846㌶(2015年度)で5年前より、349㌶も増加しておりますが、全国に目を移すと、約42万㌶(2015年度)で滋賀県とほぼ同じ面積です。
1985年の約13万㌶と比べると、30年間でなんと3倍に膨れ上がった計算になります。
原因としては、
①農業従事者の高齢化
②後継者不足
の2点が大きな原因になっていると思いますが、もう少し掘り下げてみると、
・少子高齢化
・重労働
・儲からない
という事になってくるのではないかと思います。
1985年、542万人だった農業人口は、2016年の調査では約192万人で比較すると、なんと約1/3も農業人口が減少しているのです!
耕作放棄地が増え続けるわけです。
平均年齢は約66歳(2015年度)になっており、このまま何の対策も講じなければ10年後はさらに増えることでしょう。
耕作放棄地の解消のために、弊社が取り組んでいる事例をご紹介します。
① 過去ブログ→ 耕作放棄地で榊のソーラーシェアリングがスタートしました。
② 過去ブログ→ 【榊】のソーラーシェアリング!!
全国のソーラーシェアリング認可件数は700件程【(一社)全国営農型発電協会2016年度調査】 にもなり、制度が始まった2013年のころよりも認知されてきておりますが、まだまだ少ないのが現状です。
かっこよく!
感動があり!
軽作業で!
稼げる!
というスマートブルー独自の4K農業を提案し、
⇒ 農業に魅力をもってもらい、
⇒ 就農者を増やし、
⇒ 耕作放棄地の解消に努め、
⇒ 「持続可能な循環型社会」を目指していきます。