先日、W全量買取システムを設置した清水圃場に育成調査に行ってきました。
4月から稼働しはじめた清水圃場ですが
山間にあり、12月現在はかなり冷え込むため、防寒対策を万全にして出発。
外気は指先が痛くなるほど寒かったのですが
ハウス内は、持っていた一眼レフのレンズカバーが湿気で一気に曇るほどの
ムワっとした熱帯雨林のような室温。
W全量買取システムのハウス内は、気温も湿度も適度に維持されて
植物たちには過ごしやすく、生長しやすい環境となっているのです。
すぐに体の芯まで温まり、薄着で撮影開始。
現在耕作している品種は、フィンガーライム・ルロ・カレーリーフ・ピタヤ・ゴジベリー・バナナなど。
まずは、株数も多いルロを育成調査します。
個体差はありますが、葉も茎もしっかりしていて
ほとんどの株に1~3輪の白い花がついていました。
ルロの葉は無数の毛状突起(トライコーム)が生えており
ビロードのような肌触りが気持ちよかったです。
まだ結実はしていませんが、味はライムやキウイに似ているとのことです。
※写真はイメージです。
次にフィンガーライムを観察。
株の大きさは以前よりずっと大きくなり、枝も葉も増えていました。
茎には特徴的なトゲが生えており、日に日に成長しているのが分かりました。
次はカレーリーフです。
こちらもスクスクと成長し、以前見たときより
背丈も葉の量も倍ほどになっていました。
育成環境の大切さを改めて実感する場面です。
ちなみにカレーリーフという名前なので、カレーの香りがするのかと思い
葉に鼻を近づけましたが、まったくカレーの匂いはしませんでした。
日本ではカレーリーフの生葉はほとんどお目にかかれず、希少な調味料だそうです。
最後にゴジベリー(クコの実)です。
こちらも以前と比べると、ひと回りもふた回りも成長しています。
よくよく観察していると、なにやら赤いものが…
なんと、可愛らしい真っ赤な実が…!!
日本では、乾燥させたものを杏仁豆腐の上に乗せたりしていただくことがありますが
免疫調整効果・解毒効果・老化防止効果もあり
アンチエイジングには絶大な効果があるそうです。
栽培した作物と、ハウスの上に設置したソーラーパネルでの発電した電気
両方を買い取る「W全量買取システム」を
耕作放棄地対策や、若者の新規就農者支援などに活かしていきたいと思います。
W全量買取システムのHPもぜひご覧ください。