本日の静岡新聞朝刊の一面トップ記事です。
家庭で緑茶が飲まれる機会が減少したことにより、全国の荒茶生産量が7万9500トンと、1965年以来50年ぶりに8万トンを下回りました。緑茶消費の減少に歯止めがかからない現状が浮き彫りになった形です。
私共もお客様にお茶農家の方が多数いらっしゃいますが、手間がかかる割に年々単価も下がり、これからも続けていこうか、辞めようかといった声も耳に致します。
その一方で、抹茶の原料となるてん茶の生産が京都府で9.2%増するなど、てん茶の生産量は増加傾向にあります。静岡県内においても、抹茶やかぶせ茶の生産に取り組む動きが活発になってきています。
その例として、先日お伝えした静岡県牧之原市のお茶のソーラーシェアリングでは、てん茶を生産する工程の一つである被覆を、ソーラーシェアリングの架台を使って行います。これにより作業を簡略化させ、茶葉に遮光ネットが触れることでの茶葉へのダメージも防ぐことができます。
ソーラーシェアリングは、設置したらそこで終わりではありません。売電収入だけでなく、質の良い作物や農作業の効率化、地域への貢献などを継続的に提供していくことが、本当のソーラーシェアリングです。
緑茶消費の現状には、静岡に生まれ育った者として心苦しさを感じます。この危機を転機としお茶業界を盛り上げるために、私共はソーラーシェアリングという観点から新たな付加価値をお客様や社会へと提案致します。
リンク→【銀より高いお茶】 ※海外において、てん茶はとても高値で取引されております。
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お伝えしているお茶のソーラーシェアリングの説明会を、3月13日(日)静岡県牧之原市坂三農業センターにて行います。
ソーラーシェアリング下でのてん茶の栽培を行うA様にもお越しいただき、実際の圃場の見学も行います。
ご興味ある方はぜひともご参加下さい。
2016年3月13日(日) 於 坂三農業センター 静岡県牧之原市坂部3238-2
9:30~ 受付
10:00~ 説明会
11:00~ 現地説明会
12:00~ 解散
多くの皆様のご参加をお待ちしております。