次世代ソーラーシェアリング「スマートブルー磐田磐田農場」の紹介ブログ記事最終回の第3弾は、
防災拠点としての機能、耕作放棄地の解消、農業体験学習の場の提供といった
地域に根差したコミュニティ発信の場としての機能を紹介致します。
見学会のお申込みは以下から↓
地域のコミュニティを形成する農場
前々回のブログ第1弾で紹介致しましたように、当農場には自家消費用の太陽光発電パネルが設置されています。
通常は耕作をサポートする農業ICT機器等に、電気を供給するために使用致しますが、
災害発生時などの非常時には、地域の方々に使用いただけるよう開放致します。
蓄電池に発電した電気を貯めることで、停電時であっても井戸用ポンプや夜間照明、コンセントの利用が可能で、
災害時に欠かせない水、照明、電気を供給致します。
これにより、農場が地域の防災拠点としての役割を担うことが可能になりました。
当農場は長く耕作不能な状態が続いていた農地でしたが、
今回の事業を機に地元の若手の方が新規就農をすることで、農地本来の姿を取り戻しました。
全面に防草シートを敷いたポットによる栽培とすることで、
長く耕作ができていない土を使うことなく、農業を再開致します。
全国的な問題である耕作放棄地を再度農業ができる農地とする、
地元の農家さんや新規就農を考えておられる方を支援する、
地域に密着したコミュニティ型の農場を実現します。