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4日間のインターンシップを通じて学んだこと

こんにちは。静岡大学 地域創造学環2年の久保山です。

8月25日と9月4日~6日に渡り、スマートブルー株式会社様で、インターンシップに参加させて頂きました。

チームワークをテーマに行われた、今回のインターンシップ。

その中で、どのような学びがあったのか、実習の内容とともにお伝えできればと思います。

 

8月25日(土)

この日は、丸1日をかけて、マネジメントゲーム研修を行いました。

マネジメントゲーム研修とは、自分が経営者となって、労働者を雇い、商品を生産・流通・販売をし、全ての意思決定を行うことで、マネジメントを学ぶゲーム型研修のことです。

ゲームを始めた初期の段階では、ルールを覚えたり、各期が終わったあと(期末後)の決算書を作ったりすることに、とても苦労し、ほとんど戦略を立てることはできませんでしたが、

ターンを4回ほど繰り返してくると、段々とやることがわかり、最後はたくさんの設備投資をし、商品の販売を狙いました。

(結果は、商品を高く売れず、赤字でしたが、、、また挑戦、します)

 

9月4日(火)

この日は、午前中に、会社説明をして頂き、午後は、浜松で農業を営まれている方のご自宅にお邪魔させて頂きました。

浜松の農家さんは、大学生である私たちにたくさんのお話をしてくださりました。

その中でも印象に残っていることがございます。

それは、「一生懸命取り組むこと」です。

たとえ同じ経験をしたとしても、それを活かそうとするかどうかは、その人次第。

楽しく取り組んで、様々な学びを得るのか

それとも、意味がないと思い、消極的に取り組むのかは人によって違うと思います。

それとともに、その解釈の仕方次第で、そのあとに与える影響も変わってくるはずです。

農家さんのお話をお伺いしたとき、このインターンシップも含めて、何事も自分にとって意味があるように、前向きに捉えて、一生懸命取り組んでいくことが大切なのだと、実感しました。

 

9月5日(水)

この日は、磐田市にある農場へと行って参りました。

そこで目にしたのが、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)。

これまで、ソーラーパネルを拝見することはありましたが、農地の上に設置したものをみるのは初めてで、驚きが大きかったです。

磐田圃場では、榊とブルーベリーが育てられており、今回は、ブルーベリーの鉢に番号が書かれたタグをつけてきました。

この日は、移動時間も長かったため、お世話になった社員さんと様々なお話をしました。

その中で気づいたことは、販売経路の大切さです。

いくらモノを生産しても、そのモノが売れないと、利益は上がらない。

だからこそ、ただモノを作るだけではなく、それをいかに売っていくかということも考えていくことが必要。

当たり前のことかもしれませんが、改めて農業の現状を知ったことで、販売経路の大切さを実感しました。

 

9月6日(木)

この日は、インターンシップ最終日。ということで、実際に社内で行われているコミュニケーション研修を体験し、4日間のまとめをしました。

コミュニケーション研修では、お互いの手元が見えないように、2人1組で向きあって座り、パズルの作成をしました。

ルールとしては、一方がモデルの形を言葉のみで伝え、もう一方がその形をつくるというものです。

この研修で思ったことは、伝えることの難しさです。

自分では分かっているようなことでも、相手には伝わっていないことが多々あります。

そのため、その時々で状況を確認したり、2人で共通言語を作って、パズルの形を表現したりと様々な工夫が必要だと感じました。

そして、このように、相手と現状を話し本当に伝えたいことを伝えようと、相手を思い合いながら、意思疎通をはかっていくことがコミュニケーションではないかとも感じました。

 

以上が、4日間にわたるインターンシップの内容と私が感じたことです。

本当は、もっと書きたいことがありますが、長くなってしまうということで、この辺でブログは終了です。

最後に、このインターンシップを通じて感じたことを紹介させてください。

それは、私が今回の実習テーマにした「チームワーク」についてです。

これまで、私は、チームワークに必要な要素は、そのチームの柱である目的と、その目的達成のための役割分担であると考えておりました。

しかし今回のインターンシップを通して、さらに加えて必要な要素が見えてきました。

それは、「お互いを知ること」です。

スマートブルー様では、会社内で様々な研修を行っていらっしゃいます。

インターンシップ1日目でも行ったマネジメントゲームでは、「計算に強い」、「強気である」といったように、

ゲームを通して、その人自身の特性を知ることができます。そのため、仕事を任せる時には、そのメンバーの強みを考えて、行いやすい仕事を頼むことができるのです。

また、プレゼン大会では、社員一人一人が、どのような仕事をしていて、目標達成のために、どのような努力をしてきたのかを知ることができます。

このように、人の苦労を知ることで、お互いを認め合い、それが信頼関係へとつながっていくのです。

こうして、人の個性がわかり、信頼関係が構築されることで、チーム内で協働が生まれる。

それこそが、チームワークの原点なのだと思います。

 

今回のインターンシップを通して、たくさんの学びがありました。

お世話になった、スマートブルー株式会社の皆様、そして、ブログを読んでくださった方々、誠にありがとうございました。

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