今年の6月10日に行った田植えに引き続き、先週の土曜日の10月23日に菊川市倉沢「せんがまちの棚田」にて稲刈りを行いました。
前日は雨模様でしたが、この日は青空と秋の涼しい空気が気持ちよく、正に稲刈りのためにあるようなお天気でした!
私自身稲刈りが初めてであり、小学生の時にバケツで稲を育てたくらいでしたので、とても新鮮な経験でした。
稲刈りはひたすら稲を刈れば良いというわけではなく、稲を刈る人、狩った稲を紐で束ねる人、束ねた稲を干す人に役割分担をして進めていきます。
みなさんとても効率よくスピーディーに役割をこなしており、スマートブルーに割り当てられていた場所の稲刈りはすぐに終えることができ、まだ終わっていないところも手伝うほどの速さでした。
何と言っても、子どもたちが大活躍をしてくれたことが大きかったと思います!
初めて鎌を触る子もいたと思いますが、無言でひたすら稲を刈る姿はとても頼もしく、時々、イナゴやカマキリに反応して嬉しそうにしているのが微笑ましかったです。
稲刈りで良い汗をかいた後は、参加者全員で記念写真をパシャリ。
(右上のカラフルなつなぎを着た4レンジャーの他に5人目の赤レンジャーがスマートブルーにも紛れ込んでいるのは気のせいでしょうか、、、?)
(棚田ブログ・静岡県菊川市上倉沢より)
記念写真を撮り終えてお腹もぐーぐー鳴っていたところ、いよいよお待ちかねのお昼ご飯がやってきました!
今回はお土産に「せんがまちおむすびセット」をいただきました!
(棚田ブログ・静岡県菊川市上倉沢より)
新米が使われ、お米がつやつやの「梅干しおむすび」と「さくらおむすび」、甘辛く少し懐かしい味がする「しょうがの佃煮」が入っており、みんなでレジャーシートを敷いて青空を眺めながら食べるお昼ご飯は至福の時でした!
日本人に生まれて良かった~!
ここで少しせんがまちの話をしますと、
このせんがまちの棚田は約400年前からある田んぼだそうで、千枚の田んぼという意味から「千框=せんがまち」と呼ばれています。メロンの皮のようと表現されるほど多くの田んぼがありましたが、昭和50年代には減反政策や後継者不足、生産効率の悪さなどの悪条件によって田んぼが激減してしまったそうです。
この日本の原風景である棚田を守り、子どもたちに伝えていこうと、平成6年「千枚田を考える会」が発足し、平成22年から「せんがまち棚田倶楽部」となりこの棚田の風景が守られています。
この棚田の風景は日本の財産だと思いますし、わたしたちの暮らしの原点とも言えると思います。
スマートブルーが毎年田植えと稲刈りに参加することが、棚田を残していく一助になっていると思うので、また来年も参加して一助になりたいと思います!
せんがまち棚田倶楽部の皆様、今年もありがとうございました!お疲れ様でした!
今回の稲刈りの様子はNHKの動画ニュースでも取り上げられています!ぜひ御覧ください!
こちらから⇨NHK NEWS WEB「市民がオーナー 菊川市の“棚田”で稲刈り」