皆さん、こんにちは。
すっきりしないムシムシした日が続きますよね・・(^^;
昨日は、遠路はるばる群馬県より(有)角田農園様がブルーベリーの
ソーラーシェアリング圃場を静岡市まで視察にお越しくださいました(^^)
こちらは昨年2015年秋に発電を始めた、静岡市にあるS様ブルーベリー農園です。
ここでちょっとS様ブルーベリー農園のご紹介を。
約1200㎡に敷き詰められた防草シートの上に、ポット200鉢のブルーベリー
が綺麗にならんでいます。
同時に上空にならんだ100Wの太陽光パネル540枚が元気に発電をしております。
マグノリア、ブライトウェル、パウダーブルー、ミスティなどなど、
6種のブルーベリーを列ごとに収穫時期をずらして栽培しています。
施設脇にある液肥混合ユニットから、タイマー制御で水と液肥をPH調整してチューブで
ドリップしています。
(ブルーベリーはPH4.8前後の酸性を好むそうです)
ポットの中は土ではなく、スポンジ樹脂の粒状アクアフォームを入れていて、
こちらは空気層が厚いため、十分に酸素を含みながら難しい湿度管理を上手くコントロール
してくれています。
ただし表面は乾燥しがちですので、敷地内の本来処分する予定だった竹のチップを
敷いています。(葉っぱや木くずでもOKだそうです)
また施設全体をソーラーシェアリングの支柱(架台)を利用して、防虫ネットを
屋根から側面まで全面設置しています。
これは害鳥やカメムシ・黄金虫などの害虫対策に非常に有効です。
ネットの内側では受粉を促すためにハチを放しています。
健康志向が益々強まる中、ブルーベリーは生食での需要はもともと高く、ジャムなどの
加工品でのニーズも安定的にあります。また観光農園として成功している農家様も
いらっしゃることから、地域活性化にも役立つかもしれません。
もちろんソーラーパネルを設置することで、安定的な売電収入もが得られますので
ダブルで収入UPが期待できるのではないかと思います。
まだまだお伝えしたいのですが、長くなりますのでこの辺で・・
詳しいご質問やご興味のある方は、是非お気軽に弊社までお問合せください。
また、少人数の説明会を随時開催して、ブルーベリー栽培のノウハウから設備設置計画、
予算や融資、販売先のアドバイスまで一貫してサポートさせていただいております。
そもそも通常の露地栽培では、4~5年ほどかかるといわれる収穫も、最適な環境を作るこ
とで2年ほどで収穫できることも大きなポイントになっています(投資回収が早い!)
とにかく面倒で手間の掛かる雑草の手入れや、難しい土作りから少しでも解放されるならばうれしいですよね。
今ある農地を有効に活用して安定収入を得る方法は、実はまだまだあるかもしれません。
(有)角田農園様からお土産にいただいた、山盛りの群馬名産のほうれん草。
みずみずしくて、ホントに美味しそうです。
皆で山分けしますね(^^)
ありがとうございました。御馳走さまです!!