弊社の記念すべき一号案件です。弊社にとっても農業委員会にとっても、初のソーラーシェアリングということで試行錯誤を繰り返しました。ソーラーシェアリングの導入に合わせ改植をされ、設計段階では苗の植え付け位置や茶刈機を考慮した柱間のピッチに気を付けました。
お茶は耐陰性のある作物で、収獲前に一定期間、遮光のための布を被せる栽培方法が知られています。遮光することによって渋みが抑えられ、まろやかな口当たりになります。太陽光パネルの適度な遮光は葉焼けを防ぐ効果もあり、ソーラーシェアリング下では生育が早まり一番茶の収穫時期を早められるという実証結果も得られています。