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台風被害で停電が相次ぐ中、ソーラーシェアリングが地元の方に電気を供給

9月30日の夜から翌10月1日の早朝にかけて静岡県内を襲った台風24号。

猛烈な風雨の影響で十数人が重軽傷、一時県内だけでも計71万戸が停電となるなど、県内に大きな影響を与えました。

台風が去った台風一過の青空が広がっでも、広範囲の停電は続き、完全に復旧できたのは台風が去ってから6日目の6日でした。

また東名、新東名ともに通行止め(1日中に解消)、国道1号線バイパスも一部通行できない区間があったり、

信号機が点灯していない交差点も多数あり、交通網も大きく混乱しました。

 

8月に開所を迎えた「スマートブルー磐田農場」のある磐田市も、瞬間風速38m/sを超える激しい風雨にさらされました。

磐田市全域に停電が広がり、周辺のハウスには暴風でビニールが大きく剥がれているものがいくつか見受けられました。

 

一方でスマートブルー磐田農場に大きな被害はなく、幸いブルーベリーとサカキも無事でした。

台風一過で快晴となった翌日は、停電のために発電した電気を系統に流せず売電はストップしましたが、発電した電気は蓄電池に貯めて、

設備を地域の方々に無償開放いたしました。

ハウス内にあるコンセントから延長ケーブルを引っ張ってスマホやタブレットを充電したり、

炊飯器でお米を炊いている方もいらっしゃいました。

地域の方からは「停電で困ってたけど助かった」、「電気が使えるところが近くにあって良かった」とおっしゃっていただけました。

当農場は、非常時にコンセント、夜間照明、井戸水を地域の方に無償開放する災害協力協定を自治会と結んでいます。

 

ちょうど2ヶ月前。

地域に密着した次世代のソーラーシェアリングとして運営が始まった当農場ですが、

早くも防災拠点として地域に貢献することができました。

農業の生産性向上と自然エネルギーの普及、地域への貢献を軸に今後もチャレンジを続けて参ります。

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